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- 1年目
- 設計補助(道路、河川、治山)
- 先輩技術者の下、設計業務を担当しました。
主に、道路構造物、河川構造物、治山構造物の図面作成や数量計算を行っていました。
業務の流れなどを学ぶ期間だったと思います。
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- 3年目
- 設計業務(道路、治山)
- 上司や先輩の指導の下、道路詳細設計や治山構造物設計を担当しました。
業務の最初から最後まですべてを任されるようになりました。
この頃に、一度だけ橋梁の補修詳細設計を経験しました。
この業務経験と鳥取大学教授の講習により、維持管理に興味を持ち勉強を始めました。
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- 7年目
- 橋梁点検、補修詳細設計業務
- コンクリート診断士の資格を取得しました。
橋梁やトンネル点検等の維持管理業務を担当し、数多くの構造物の点検を行うことで、「現場経験」を積みました。さらに、コンクリート診断士として、完成検査前の民間企業からの依頼で、「ひびわれ診断」を実施しておりました。
この経験を活かし、構造物の詳細調査および補修設計業務を行うとともに、非破壊試験、微破壊試験、補修補強工法を学びました。
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- 14年目
- 橋梁の長寿命化計画策定業務
- 鳥取県の橋梁長寿命化計画策定業務に携わる機会を求めて当社に転職しました。橋梁点検や補修業務を実施しつつ、念願であった鳥取県の橋梁点検マニュアルの改訂や長寿命化計画策定業務に携わりました。
この業務経験により、キャリア16年目で技術士の資格を取得しました。
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- 現在(19年目)
- 維持保全課業務全体の管理
- 調査部維持保全課の課長となり、維持保全課で実施する業務全体の管理を実施しています。
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今後の展望をお聞かせください。
- 高度成長期以降に整備された道路や橋、トンネル、河川等について、今後20年程度で、建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなる等、インフラ資産の急速な老朽化が予想されます。厳しい財政状況のもと、急速な老朽化に対して、効率的に対応することが求められており、維持管理業務に対する社会的要請は今後ますます高まっていきます。そのため、近年ではドローンやロボット、IT 等を用いた維持管理の技術が開発されており、これらの新技術の活用が期待されています。私は、従来の目視点検や打音調査による診断技術の向上に励みつつ、新技術を活用した維持管理への対応が出来るようにスキルアップしたいと考えています。
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就活生のみなさまへメッセージをお願いします。
- 当社に入社して実感したことは、有給休暇が取得しやすく、残業時間も適法に管理されており、労使委員会の仕組みもあるなど労使間の関係が良好であるということです。
また、当社は計画から調査、測量、設計、維持管理まで行う総合コンサルタントであるため、河川や道路など様々な分野で多種多様な業務経験が積めることも大きな魅力です。
社会に出れば、わからないことがたくさん出てくると思います。それは、みんな同じで大きな問題ではありません。当社には、気さくで話しやすい上司や先輩技術者がたくさんいますので、相談しやすく、向上心さえあれば成長しやすい環境だと思います。向上心のある方が来てくれることを楽しみに待っています。